Gunners　Saloonブログ

今の気持ちを表すとこんな感じ。
本日は目眩の違和感を訴えに病院へ行ってきた。
普段のメニエール病の目眩と同じ感じだが、何かが違う気がしたので…。
病院へ行くと、色々と検査を行った。
検査が終わると別の病院へ回された。
メニエール病以外の原因を除外する為にMRIで頭部を撮影する事に。
予約無しでのMRI検査だったので、6時位まで待たされる事になった。
MRI検査後に、耳鼻科に戻ると最悪の診断結果が待っていた。
頭部には異常は無かったが、メニエール病が左耳に転移していた。
早期発見出来たのは不幸中の幸いだが、転移と言う結果が出たと言う事は原因があると言う事だ。
何項目も問診を受る事となった。
問診の結果、原因が判明した。
それは発作の放置だった。

自分はメニエール病の発作は座る事すら出来ず、数メートル先のトイレに向かうだけで数時間も掛けて這って動かなければならない程だと思っていた。
だが、当然個人差がある。
その為、仕事中に強い目眩に襲われても発作と思わずに、動いたから目眩が出たと思い込んでいた。
その為、目眩を放置し仕事を続けていた。
無論、目眩に耐えながらの仕事は辛かったが、早退する程では無かった。
いや、早退したい程であったが、仕事が出来なくなる程では無く、我慢すれば何とかなる状態。
早退出来る職場環境では無いのも悪かった。
発作を放置しながら仕事を続けた結果、転移に繋がった様だ。
本来、内リンパ液と外リンパ液は混ざり合う事は無い。
ライスネル膜と言う膜が内リンパ液と外リンパ液を隔てているのだが、メニエール病は内リンパ水腫が出来、それが膨れる事で症状を引き起こす。
水腫が破裂する事もあり、リンパ液が混ざり合った時に発作が起きる様だ。
この膜は休めば数時間で回復するらしい。
勿論、個人差はあるが長くても24時間程あれば元に戻る様だが、我慢して仕事を続け、頭を振ったりしていたので修復が遅くなった様だ。
修復が遅れたり、何度も破裂すると永久的に症状が残ったり、転移する可能性が出てくる。
今回は転移と言う形になった。

問題は今後どうするか。
原因が判明したし、転移したとは言え、治療を続ければ確実に治る。
そして、治療には金が必要。
金を得るには仕事が必要。
仕事を続ければ悪化の一途をたどる。
悪化を防ぐには治療が…。
金が…。
仕事が…。
と、絵に描いた様な悪循環が待っている。
医者には仕事中に目眩が出たら、すぐに早退し安静にして下さいと忠告された。
今までなら｢はい｣と言って、医者の言う事に従う姿勢を示しながら、仕事を行っていた所だ(医者は患者の嘘を簡単に見抜ける様だが)。
だが今回は一生事なので、素直に無理ですと答えた。
不況の影響で人件費はギリギリのライン。
にも関わらず、店長は新人を一人雇ってしまい、人件費オーバー。
人件費節約の為、一人で店を開ける時間が増えたり、一人来ては一人帰りと満足の出来る人数で店を回せなくなっている。
とても早退出来る環境では無い。
最近は人員の入れ替わりが激しく、新人が多いのでベテランスタッフが一人休むだけでも店が回らなくなるのだ。
今の現状を医者に伝えたら、予想外の一言が…。
仕事止めればと言われた…。
確かに確実な方法。
メニエール病患者でも発作さえ起きなければ仕事は可能だし、発作が起きても数時間安静にすれば回復可能。
当然、仕事が出来る体なので、失業保険は出るよと言われた。
失業保険が出ればかなり嬉しい。
低所得なので、元の給料に近い額は支給されるだろう。
だが最大の問題が一つ。
3ヶ月も待てない!!
本人都合の退職になるので3ヶ月間は出ないはずだ。
30万ちょいの貯金なんて無い。
銃を全て売っても無理。
と言うか銃を全て売ったら、支給額と元の給料分の差額を補えない。
ローンを抱えたりしているから、3ヶ月無収入は絶対に無理。
そして失業保険の受取期間中に良くなるのかも怪しい。
結局八方塞がりとなる訳だ。

本気で今後の方針を決められなくて悩む…。
当たり前だが治療は行いたい。
仕事をすれば治療費は何とかなる。
だが、仕事を続けて一生耳の聞こえが悪くなったり、目眩が残り続けるのはお断り。
だが、金は無い。
一気に稼いで治療に専念出来れば良いのだが、この体では新しく職を探すのは難しい。
本当に悩む…。


ちなみに今回の診察で2万近く一気に飛んでいった…。
帰りに支払う予定だった年金代が治療費とガソリン代でパー。
さて、年金も貯まっているし、治療費も必要。
更に仕事を続けるのかと言う問題もある。
問題は山積みだ。