2011年06月27日

D-Boy KACのクリアランス

先日、D-boyのKAC PDWのカスタムを行った。
この銃は実銃がフローティングバレルなのだが、同じ様に作られている。
が、それが大問題!!
技術の問題か、設計段階での問題かは不明だが、クリアランスが甘くバレルがガタガタと震えるのだ!!
ネジでしっかりと止めていても意味が無い。
初めは流速だったが、ハイサイクルへ変更して欲しいとの要望だった為、ハイサイにした。
まぁ、どちらにしても撃つ度に散弾の如く散らばっていた。
発射の振動でアウターバレルが暴れてしまい、弾道が不安定になっていた。

D-Boy KACのクリアランス

そこで、ノギスを使って寸法を測ってみた。
アウターバレル外径16.00mm、基盤の内径16.10mm。
何と0.1mmも隙間があった。
が、これまた問題。
0.3mm位あるのかと思ってた。
本当は旋盤で専用スペーサーを作成する予定だったが、0.1mm厚のスペーサーなんてどうやって作る?
作ったとしても、何回か分解しただけで壊れそう…。
と言う訳でポリエステル樹脂を使って、隙間を埋める事に。
アルミテープだと、隙間が少なすぎるのと、変形しやすいので無駄だった。
かなりの効果はあったが、それでも暴れた。

D-Boy KACのクリアランス

くっつけて一日放置した。
ちゃんと離型用ワックスを使ったので、きちんと外れてくれた。
後は不要なポリ樹脂をはがして終了。
効果はと言うと、ネジで固定しなくても良い位だ。
ただ差し込むだけで、ぐらつきは一切無く、これなら期待出来ると思う。
メカボは完成しているので、後は組み立てて、猫HOPの試射を行えば終了。
このクリアランスに手間取ったが、やっと完成した。
完全に旋盤でスペーサーを作ろうと意気込んでいたが…。
最終的に原始的な対応で終わってしまった…。
中途半端な隙間なんだよな~。
もうちょっとタイトだったら、ネジを締めるだけで十分だし、もう少し隙間が大きければステン製のスペーサーを入れられたのだが…。
自分の思い通りにいかないな~。
まぁ、ポリ樹脂でも完全硬化すれば十分な強度になるから大丈夫だろう。




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Posted by A・R  at 23:26 │Comments(2)

この記事へのコメント
VFCのKAC-PDWを所持していますが、アウターバレルのガタつきはないです。D-BOYの製作誤差でしょうか…
工作機械をお持ちであれば、固定側のブロックにキリ穴を開けてM3程度のタップを切って、短めのイモネジでアウターバレルを固定出来ないでしょうかね(^^;
Posted by ICH at 2011年06月28日 00:10
固定だけで考えたら可能かも知れませんが、点で押さえる事になりますので、使用によりガタつきが出やすくなってしまいます。
バレル前方に負荷がかかった場合にイモネジの当たりヵ所が凹んでしまう可能性が出てきますので、スペーサーの方が将来的にも確実だと思います。

それにしても、流石VFCですね。
基本的にVFCのコピーの筈ですが、D-boyはガタつきが大きいですね。
予測ですが、多少の誤差が出ても組み立てに支障が出ない様に、あえてクリアランスを詰めていないのかも知れませんね。
Posted by A・RA・R at 2011年06月28日 01:11
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