2011年12月25日
シム調整の正しい方法
電動ガンの調整でかなり重要な役割であるシム調整。
ギアノイズの軽減やピニオンギアの寿命に影響する。
正しい方法と言うのは、多分存在しないだろうが、正しい順番は存在する。
たまにメッセでシム調整が上手く出来ないので、コツを教えて欲しいと言われる事がある。
先日も同じ内容のメッセが届いたので、いっそココに方法を乗せる。
HPにもUPする予定。
ちなみに、上手く出来ない人のやり方は一緒だった。
それではシム調整の順番を紹介する。
まずはスパーギアから調整する。
…。
…。
…。
嘘です。
スパーなんてどうでも良い。
最初はベベルから調整する。
スパーから調整したい気持ちは分かるけど…。
スパーは最初に入れるギアだから、最初に調節する人が多いのかな?
しかし、考えて欲しい。
シムの意味はメカボとの隙間を軽減したり、各ギアとの高さを調整する物だ。
そう、高さを調整する物。
では高さを調整出来ないギアは?
それはピニオンギア。
高さを調整出来ないギアに合わせて、他のギアもそれに合わせる。
スパーを最初に合わせたらピニオンギアは置き去りに…。
ピニオンは深さで調整すれば良いと思う人が多い。
しかし深さを調整しても、高さが合わなければ一部しか噛み合っていない状態になる。
これではピニオンギアが削れやすくなり、寿命が短くなる上、ベベルギアにも負荷が上がり、どちらのギアにも悪影響を及ぼす。
最初はベベルギアをピニオンギアにピッタリと合わせる事が重要。
先程も言ったが、ピニオンギアは高さの調整が出来ないので、ベベルギアを使って噛み合わせる。
これが綺麗に噛み合ったら、続いてスパーギア、セクターギアと合わせていく。
スパーから調整して、綺麗に噛み合ったのにノイズが大きいのはピニオンギアが鳴っているだけ。
ピニオンギアとベベルの相性が悪いと言うより、ピニオンギアの一部しかベベルと噛み合ってないのが原因だ。
ここからは役に立つかは分からないが、自分が行う調整方法を紹介する。
慣れてない時は、この様に仮組みすると調整しやすい。
慣れたら、この方法は必要なくなるが、慣れるまではこうすると楽にセッティング出来ると思う。
写真では分かりにくいが、メカボとグリップの隙間からピニオンとベベルの接地面が見えるので、ココを見ながら調整する。
まず最初にモーター位置を調整する。
オススメの方法は一度ネジを外して、ネジロックを塗った上で調整する。
ピニオンギアが全面接地出来る場所まで調整したらベベルギアの高さを調整する。
ネジロックを塗らないと振動で緩むので注意。
間違っても永久固定用は使わない様に…。
完璧なまでに調整が成功しても、ギアは摩耗する。
ピニオンを交換する時に大変な目に遭うので、中強度タイプを使用する事を進める。
ベベルの高さはピニオンとピッタリ合えば良し。
後はメカボとの隙間を埋める事だけ考えれば良い。
ベベルが終了すれば後は簡単。
スパーとセクターも手前のギアに合わせて調整すれば良し。
セクターの高さを上げすぎると、タペットプレートに干渉する事があるが、普通にピニオンに合わせて調整していれば、そこまで上がる事は無い。
上手く調整出来たら、手で回してみよう。
純正の樹脂製軸受けでも抵抗無く回り続ける。
注意点としては、必ずネジを締めた状態でシム調整する事。
しっかり閉じて調整したつもりでも、実際にネジを締めたらきつかったと言う事がある。
ちゃんとネジを締めて調整すれば良し。
最後にモーターを入れて、ドライブさせる。
ギャリギャリとノイズが出ないで、ウイ~~~ンと綺麗な音が出ていれば完成!!
シム調整は重要な役割なので、妥協しないで調整しよう!!